2026年10月14日水曜日

行く? 引く? 散る。其の三


前回からの続き

植え込みの中で反対になったバイクはなんとか一人で上下を正しくした。
すると植え込みにピッタリと車体がハマり、タイヤ前後に縁石があり
車体を動かすには、前後に勢いをつけたい所がそうも行かず
240kgの車体は山の如し。
広めの植え込みに横たわるバイクという異常な景色から抜け出すべく
何度か全力で挑みましたが山の如しパート2
残り少ないゲージを使い火事場の的な30秒を使いましたが山の如しパート3

車での待機を余儀なくされ、早いか遅いか分からない時間を過ごす中
レッカー車がやって来てくれた。
状況を説明すると、一先ず植え込みから出しましょうとなり
自身がハンドル、レッカーの方が後方のグラブバーに分かれ
せーのーで入力。流石二人パワーで4~5回目には車道に車体を出せました。

あらぬ方向に曲がったフロントフォークや屈折したリムは痛々しいが
エンジンはかかり問題ないようなので転がすことが可能かとなった時
レッカーの方が、さてここで的に
『まだ、現着前とするので自走できそうなら¥0ですよ〜』的なことを。
レッカーとなると10キロでも1~2万位はアベレージな世界みたいで
こちらとしては抑えたいコストを考えると、ありがたいお話しで
丸呑みさせていただきました。ありがとうございました。

ですが、エンジン走行は厳しく、明日手配予定のレッカーまで
保管する場所があればと農家に再訪し、
『最速で退かすので敷地内に置かせてください』
とお願いすると、先ほどのご主人のお孫さんの
お母様が対応&お許しいただき、大変助かりました。

後日、ヤマト営業所と農家にお礼を伝える挨拶をした際、農家のご主人が
最初は戸惑い気味でしたが、突然庭にバイクを置きに来た奴と
思い出してくれたらしく、多少緩んだ表情で
『ちょっと待ってて』みたいに感じに納屋を行ったり来たりなので
立ち止まっていると、ビニール袋に入ったじゃがいもを見つけ
『うちは農家だからこれしかねーから』と手渡されました。
美味しいじゃがいも本当にありがとうございました。

痛みは伴いましたが、優しさを感じることが出来た出来事となりました。

 

 

 

 

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