ベッドの上の午前4時半頃、何かを感じてぼんやり目が覚めた。
何処かで何かが動き回るような気配がするが、隣を見ると妻はまだ寝ている。
もう一度、アンテナを立ててみると家の周りを徘徊するような足音を感じる。
それも複数の足音だ。
昨今は子供が、金に目が眩んで強盗をする。
都会だろうが田舎だろうが、そんな心配が必要とされる時代になったようだ。
自身も馬鹿な若気の至りに覆われた時もあり
偉そうなことは決して言えないが
当時は悪事を働くとしても、もう少し道徳心?があったような気がする。
人を傷つけるには、相当な覚悟とリスクを持ち、そのストーリーに突入していたと思う。
『昔は良かった』
この感覚は今を否定しているようで大嫌いだが、今と昔の変化は否応なしに感じてしまう。
そんな中、とうとう匿流に目をつけられたかと
少し心拍数を上げながら2階の窓から庭を覗くと
牛だ。牛がいる。
我が家は、少し離れた場所に動物と触れ合えるキャンプ場があり
そこで飼育されている3頭の牛が、うちの庭の雑草駆除の最中だった。
外に出て、確認すると3頭の牛は目をキラキラさせて自由を満喫していた。
一番若い子はスキップするように走り回っている。
妻と協力し、なんとか帰宅させようと試みたが2対3と状況は不利で、
そもそもパワーの格が違い、素手でのコントロールは不能であった。
妻に牛の行方を見守ってもらい、その間自身は
キャンプ場の管理棟に知らせに行くが不在。
電話も通じず、どうしたものか状態となった。
できることは牛達を追跡しながら、連絡を続けることだけ。
暫し、牛散歩を味わっていると1時間ほど経った時
連絡が繋がり、キャンプ場スタッフがやってきて
リードをつなぎ、なんとか帰宅させる事ができた。
この場所に来て迎えた
Good モーningとなった朝だった。
追伸 またおいでね、ムームー。