2026年8月19日水曜日

フリースタイル東北 其の2


 


前回からの続きを記します。

その日は、本州北端を見れればと

十和田湖から奥入瀬渓流沿いの102号と103号で

北上し青森市を目指しました。

できれば大間か今別を目指し、

マグロに賭けた男たち のレジェンド漁師に会いたかったですが

青森市で『ねぶた祭り』が開催されるとのことで

青森市に止まることにしました。

未計画が生むミラクル。

錦絵は好きな方なので、ねぶたを見ると

版画から飛び出し、3次元化した山車は力強く綺麗でした。

あれは、五右衛門だね〜とか妻と楽しめました。

翌日は日本海に沿う101号を南下し

青森県西津軽郡にある十二湖を目指しました。

ここには青池という綺麗な池があるらしく

片道15キロのコースを組み自転車で目指す作戦を実行しましたが、

自然が強いのか、自分が弱いのかのどちらかで

13キロ程、進んだところで引き返しました。

以前は毎日12キロ走っていたのでなんとかなるかと思いましたが

起伏が東京とは桁違いで

500メーター続く坂道なんて普通ですけどって感じで

あっという間に乳酸に抱かれました。当然、

今日はこれぐらいにしてやるか

と呟き済みです。




その後は秋田県にある八郎潟を目指します。

ここも、バスが生息するフィールドで

30年前ぐらいのイメージは、デカトップを食ってくる

ワイルドな魚の宝庫でしたが

自身に会いに来る魚はいませんでした。

田植えの時期で周辺の稲作は農薬散布シーズン。

流入する水質が良くない時期だったと

分かったようなフリをして

例のあれを呟いておきました。

その後は、一気に山形を飛び越え270キロ南下し新潟県へ移動

一休みし、そのまま上京しました。

トータル約1800キロの旅はこうして終えました。

色々ありましたが、

許すことを覚える事ができた旅となりました。

ありがとうございました。



2026年8月18日火曜日

フリースタイル東北




 

少し前に、フリースタイル東北旅から戻りました。

車に自転車と竿を積み込み、気分気ままに東北を走る旅です。

東北地方は、30代の音楽をやっていた時

宮城県仙台や青森県弘前に呼んでいただいたりしましたが

当時は夕方に着き、深夜ライブを行い

ホテルに泊まり、朝帰るが基本で

人には良くしていただいたが

土地を知るまでには至りませんでした。

その後、40前後の時、妻と青春18切符を使い

東北を巡りましたが、時期は真冬で

大吹雪の中、二両編成の電車の中から

荒ぶる日本海を見て、The 東北を感じました。

今回の旅は夏の東北、車移動という事で

今までよりも自由度が高まることもあり

なるべく予定は組まないようにし、明日は何をしたいかという

閃きに従うことにしました。

初日はスモールマウスバスが生息している

宮城県黒川郡大和町にある七つ森湖を目指します。

現場に着くと湖は夏の太陽でボーボーになった雑草で覆われ

水面に近づけない状況でした。

それでも10メーター先にある湖面に近づこうと

藪漕ぎで身長ほどある雑草をかき分け進みましたが

早々に、拳2個ぐらいの糞を発見し

今日は許してやるか

と小声で呟き早足で車内に戻りました。

足元のそれは、TVニュースの世界と自己環境にあいた距離を

ぐぐっぐっと詰めるには十分でした。

次に目指したのは岩手県盛岡市上田松屋敷にある、北上川。

ここもバスが生息する場所ですが

2~3メーター減水しており、アプローチできる場所が少なく

唯一見つけた場所も遠浅で

今日は許してやるか

と心の中で呟き、後にしました。

その夜、盛岡市に戻ると

東北5大祭りの『盛岡さんさ踊り』

に遭遇し、得した気分になりました。

盛岡を後にし目指したのは、聞いた事があるけど見た事ない存在の

十和田湖。

深さが300メーターオーバーと知り、見えない恐怖を感じながら

雨の後の十和田神社を巡りました。






その後は青森市を目指し、奥入瀬渓流を北上。

奥入瀬渓流は道路と渓流が同じ高さで並走する林道で

霧に包まれた景色は脳内GPSを気持ち良く狂わせました。

ある程度生きてきて、良くも悪くも出来上がったと思う自身に

まだまだでしょ

と自然に言われた気がして、兜の緒を締め直せました。

長くなったので

青森からの話は、次回に記します。

ありがとうございました。









2026年8月6日木曜日

2026年7月13日月曜日

Good morning.




 

ベッドの上の午前4時半頃、何かを感じてぼんやり目が覚めた。

何処かで何かが動き回るような気配がするが、隣を見ると妻はまだ寝ている。

もう一度、アンテナを立ててみると家の周りを徘徊するような足音を感じる。

それも複数の足音だ。

昨今は子供が、金に目が眩んで強盗をする。

都会だろうが田舎だろうが、そんな心配が必要とされる時代になったようだ。

自身も馬鹿な若気の至りに覆われた時もあり

偉そうなことは決して言えないが

当時は悪事を働くとしても、もう少し道徳心?があったような気がする。

人を傷つけるには、相当な覚悟とリスクを持ち、そのストーリーに突入していたと思う。

『昔は良かった』

この感覚は今を否定しているようで大嫌いだが、今と昔の変化は否応なしに感じてしまう。


そんな中、とうとう匿流に目をつけられたかと

少し心拍数を上げながら2階の窓から庭を覗くと

牛だ。牛がいる。

我が家は、少し離れた場所に動物と触れ合えるキャンプ場があり

そこで飼育されている3頭の牛が、うちの庭の雑草駆除の最中だった。

外に出て、確認すると3頭の牛は目をキラキラさせて自由を満喫していた。

一番若い子はスキップするように走り回っている。

妻と協力し、なんとか帰宅させようと試みたが2対3と状況は不利で、

そもそもパワーの格が違い、素手でのコントロールは不能であった。

妻に牛の行方を見守ってもらい、その間自身は

キャンプ場の管理棟に知らせに行くが不在。

電話も通じず、どうしたものか状態となった。

できることは牛達を追跡しながら、連絡を続けることだけ。

暫し、牛散歩を味わっていると1時間ほど経った時

連絡が繋がり、キャンプ場スタッフがやってきて

リードをつなぎ、なんとか帰宅させる事ができた。

この場所に来て迎えた

Good モーningとなった朝だった。

追伸 またおいでね、ムームー。