2016年9月20日火曜日

”引っかかり”







何かが引っかかるので文にしてみる。

写真の世界に入る時、俺は写真学校に通いました。

趣味だったカメラを仕事にするには、何も知識がなく、

基礎を学ぶために通いました。

撮影の基礎、フィルムや印画紙の現像、

スタジオワーク、写真集製作など、とてもいい経験ができました。

当時の先生や同期には、感謝しています。


あれから数年が経ちましたが、今も写真をやってます。

仕事として依頼される写真撮影。

これは、クライアントがいて成立し、他者と意思を通わせ、ゴールを目指す行為。


もう一方で全く利益を考えず、揺さぶられた感情を画として残す撮影。

つまり、”作家” 的な行為。

どちらもカメラを使うわけだが、全く違うモノだと思っている。

ここで、一行目に戻りたい。

引っかかる、もやもやは何なのか?


もし作家として進もうとした時、他者の評価が必要だろうか?という点。

そりゃ、褒められれば嬉しいのは確かだけど

そこだけを欲しがる傾向が、今の写真業界?に見えてしょうがない。

あのスタジオ入ればとか、あの有名な人にくっつけばとか。

あの賞をたったからとか。

キャリアを盾に ”先生” とよばれ他者を評価する人も

ウヨウヨしてる。

俺が写真をやめないのは、

存在証明と、自己凌駕がまだまだだから。

誰かに”すごい”とか言われて、有名になって写真集がバンバン売れて

なんてのは、おまけと考える。

このまま、続けますよ。

楽しいから。




















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