何かが引っかかるので文にしてみる。
写真の世界に入る時、俺は写真学校に通いました。
趣味だったカメラを仕事にするには、何も知識がなく、
基礎を学ぶために通いました。
撮影の基礎、フィルムや印画紙の現像、
スタジオワーク、写真集製作など、とてもいい経験ができました。
当時の先生や同期には、感謝しています。
あれから数年が経ちましたが、今も写真をやってます。
仕事として依頼される写真撮影。
これは、クライアントがいて成立し、他者と意思を通わせ、ゴールを目指す行為。
もう一方で全く利益を考えず、揺さぶられた感情を画として残す撮影。
つまり、”作家” 的な行為。
どちらもカメラを使うわけだが、全く違うモノだと思っている。
ここで、一行目に戻りたい。
引っかかる、もやもやは何なのか?
もし作家として進もうとした時、他者の評価が必要だろうか?という点。
そりゃ、褒められれば嬉しいのは確かだけど
そこだけを欲しがる傾向が、今の写真業界?に見えてしょうがない。
あのスタジオ入ればとか、あの有名な人にくっつけばとか。
あの賞をたったからとか。
キャリアを盾に ”先生” とよばれ他者を評価する人も
ウヨウヨしてる。
俺が写真をやめないのは、
存在証明と、自己凌駕がまだまだだから。
誰かに”すごい”とか言われて、有名になって写真集がバンバン売れて
なんてのは、おまけと考える。
このまま、続けますよ。
楽しいから。
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