2013年8月24日土曜日

The Reality of Fukushima.




































































 あの地震から2年余りが過ぎました。

  テレビを観ていると"復興"していく街の姿が映されています。

   津波に家を奪われ、家族を奪われ、仕事を奪われ、

   そこから立ち上がるには、想像を絶する苦労があったと思います。

   でも、それは”震災”にあった東北の姿です。

 福島は、全く別の状況です。

   あの土地は”放射能”という”人災”によって今も尚、あの時のままで、

   戻る場所すら奪われ、”復興”に力を使うことさえ、許されていません。


 少し話しがそれますが、

 俺は、自分が良い人間だと思っていません。

  この歳になるまで、人に迷惑をかけながら生きてきました。

 世間で言う、不良です。

でも、悪党にはなるまいと生きています。
  
   親から与えられた命という時間を笑って過ごせと日々、自分に言い聞かせています。

   ですが、福島の現状を考えると赤く黒い”怒り”という感情を抑える事ができません。

  ニュースでは”野党再編で党内対立”とか言っています。

   第1原発から一日あたり、300トンの汚染水が海に溢れているのに、

  ”党内対立”?????

  どーーーーーーーでもいいです。

   俺より真っ当だから霞ヶ関で、スーツにネクタイ締めてんじゃないんですか?

   頭にあるのは座席表だけ?

  ”福島県”って知ってる?

   今日以降”党”の前に”悪”を付ける事を提案します。


  
 避難をしている福島の人達は、脳裏で”帰れない”事を

   覚悟して毎日を生き、差別され、放置され、我慢してるんです。


これからも、写真家として、人として、すぐそばで起きたこの悪夢のような現実を

   この脳みそとフィルムに焼き付けて行こうと思います。











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